:::: MENU ::::

脳のガベージコレクション

brain

Java などの言語にあるガベージコレクション。
不要となったメモリ領域を自動で開放する機能だが、
これは自分の脳みそでも言える話である。

正直、この記事はムダに長いです。校正してないです。
なんで結論だけ先に書くと、

なにかを企画しているときは、とことん情報を頭に詰め込んで、
考えるだけ考え尽くして、あとは寝ろ!!
脳が勝手に選別してくれるから、深夜テンションでものを作ったり決めるなよ。

という持論をだらだらと説明している記事です。
興味があってヒマな方はお読みください。

※以下、特に医学的根拠とか調べてないので単なるひとりごとです

脳みそをパソコンに置き換えて考える

たまに脳みそをパソコンに置き換えて考えることがある。
例えば、速攻で資料を仕上げないといけないときとか、
CPU のクロック数を上げるように脳みそを回転させる。
また複数の仕事があるときに、パラで動けるようにデュアルコアを想像したりする。
あと一時記憶はメモリに置き換えたりね。
永続記憶は無理なので、そこはリアルにハードディスクに保存する。

そんな感じで脳みそをパソコンに置き換えると、
自分がいまどういう状態なのかが分かってくる。
CPU が悲鳴を上げているのか、メモリがパツパツなのか、
単に OS がスリープに入っているだけなのか。

それが分かると対処法も分かってくる。
自身をサーバと見立てて、負荷が上がっている状態を想定する。
対処法としては以下の3つがある。

  • 稼働時間を長くして負荷を下げる(残業しまくる)
  • スケールアップする(改造人間になるか、長期的な成長)
  • スケールアウトする(他の人を頼る)
  • チューニングする(情報を整理する)
  • 処理する量を減らす(優先度決め納期を遅らせる,etc...)

まぁ人間なのでできることとできないことがあるので、
1,2 は現実的ではない。では 3,4,5 が候補になるが、
3 も他に人がいればいいがいないときはどうしようもない。

なので 4 か 5 になる。
ブラックではない会社であれば 5 を選ぶだろう。
だがどうにもならないときを想定して 4 を今日は考えてみる。

脳のチューニング

では、脳のチューニングとはなんなのか。
なんか新興宗教が行ってそうな単語のようだ。

だが簡単な話で、要は情報の整理である。

情報が散らばっている、まとまっていない、多すぎるなど、
CPU の働きを阻害して、メモリを圧迫させている要因はさまざま。
ではこれをどう整理すればいいのだろうか。

すでにまとまったゴールが想像できるのであれば、
情報を選別し調べやすいようにまとめてあげればよい。
これはもうやるだけだ。
整理する時間を投資して、あとの作業時間を短縮させる。

ここでは話が終わってしまうので、
まとまったゴールが決まっていない場合を考えてみよう。

五里霧中な情報整理

ゴールの決まっていない中、なにかを作るべく情報を集めているときとはいつだろうか。

これは個人的な意見だが。新しいサービスの企画中が一番それに当たる気がする。
別に機能改善でもなんでもよいが、確立した手法がない世界で情報を集めて、
新しくモノを作っているときが脳がこんがらがった状態になる。

では、この状態からどう整理すればいいのだろう。

脳の不要メモリ領域

garbage

脳みそには寝ている間に情報を整理してくれる機能がある。
それを記事名にあるようにガベージコレクションと代替している。

個人的な感想だが、これは結構優秀でいらないものをちゃんと意識外に追い払ってくれる。
たまに忘れてはいけないものまで忘れるが。。。
それは社会的や会社的には重要だけど、自分の中では重要ではなかったという証なのだろう。

ちょっと話が逸れたが、この脳の自動整理機能を活用する。

企画を立てる上で、とにかく情報を集めて脳内メモリに取り込んで、
そこからさらに組み立て考え考え考え尽くして、あとは寝る!!!

脳内メモリが逼迫しているのでガベージコレクションが働いて、
自分の意識外の判断基準も加味して、いらない情報を捨ててくれます。

ここで注意が必要なのが、情報が足りなかったり考えが足りない場合。
当然メモリも対して使われていないのでガベージコレクションが全然起きない。
ちゃんと考えた上で眠りに就こう。

ガベージコレクションの成果

では、これによってどんな成果が生まれるのかというと。

  • 深夜テンションで作った企画がなくなる!(超大事)
  • 数字を再度見直し始める(ガベージコレクション後になにも残らなかったら)
  • 情報が整理されているので資料を作るのが速くなる

など、一夜寝るだけで効果抜群です(※個人差があります)

是非なにかに悩んでいるときは結論を一旦置いて寝ちゃいましょう。
翌日には脳にどのような行動を起こせばいいのか、情報が残っているはずですから。